これまで家族同然でかわいがっていたペットを失ってしまうと、悲しみにあまりその暗闇から立ち直れなくなることは誰にでもありえることです。私自身12年一緒にいたコロという愛犬を失ったとき、いわゆるペットロスという経験をしました。コロの死が近くにつれ私自身覚悟はしていましたがここまでひきずることになるとは、当時の私を想像すらしていませんでした。
ペットロスは長い人で数年以上ひきずるといいます。当然日常生活にも支障がでます。私もその時期にはひどい鬱症状が発症しとても苦労しました。そんな私自身の経験を交え、いまペットロスで苦しんでいる方のすこしでもお役にたてるよう、ペットロスの克服方法を紹介したいと思います。
白羊のユメ
ペットロスを克服する3つの方法
ペットロスの立ち直り方は統計的にみて3つのパターンがあるようです。
参考URL:経験者から学ぶ|ペットロスから立ち直る人/立ち直れない人
以下に個人的な感想をつけ加えて紹介したいと思います。
1、ひたすら泣く。
ペットロスを早期に克服する人の多くが共通して持つ点が、「ひたすら泣く」過程を経ていることです。早期に克服したと言えども、長引く人と同様に悲しみに暮れる時期があり、その間に(一人きりでもいいので)我慢せずに泣くことが、早く立ち直るためにも大切なことなのではないでしょうか。
これはそのとおりだと思います。
後ほど立ち直れない人の特徴のところでも紹介させていただきますが、泣くことや話すこと、とにかく自分のなかに溜まっている「悲しみ」を思い切り放出しないかぎりペットロスから立ち直ることは難しいと思います。私自身、かなり泣きました。失恋よりもっとずっと泣きました。ただ個人的な体験から言わせていただければ「ひたすら泣く」という過程はペットロスを克服するための「前提」であり、泣いたから克服できるというものでもないうような気がしています。
どちらかというと「ひたすら泣くこと」は克服するためには必ず通らなければならない過程と考えた方がよいのでは、と思います。
2、新しいペットを迎え入れる。
また、多くの体験談で共通しているのが、「新しいペットを迎え入れる」ことです。新しいペットを飼うと、亡くなったペットと重ねて見てしまうかもしれないので怖いという人もいらっしゃいますが、逆にペットとの生活に新たな発見を見つけることで過去の思い出と現在の幸せを共存させることができている、といった人もいらっしゃいました。
統計によると「新しいペットを迎え入れる」というこの方法でペットロスを克服した方がもっとも多いということです。
この方法はたしかに効果があるのかもしれませんが、私自身は・・・正直なところ、とても新しいペットを受け入れることができませんでした。家族は私がペットロスで苦しんでいる時、何度も「新しい子を飼おう」と声をかけてくれましたが、私には新しい子を迎え入れてもコロの代わりになるような気もせず、その子を可愛がることでコロが悲しむのではないか、コロのかわりにとおもって接して新しい子もかわいそうなのではないか・・と考えてしまい、それならこのままが一番いいと思っていました。
個人的な経験からいえば、ペットの死を十分に受け入れられた方が次のステップにすすむためには有効だと思いますが、この方法は自分自身の気持ちの整理がついていない段階ではやめたほうがいいと思っています。
3、気持ちの整理をつけること。
その他、「思い出を振り返る」ことや「介護、葬式をしっかりしてあげた」ことで、気持ちを整理したり、次へ進む区切りをつけることができ、ペットロスから立ち直れたという人が多いようです。
これもとても大事なことだと思います。
私はある程度立ち直りかけたころ、コロの写真をあつめてコロだけのアルバムをつくりました。とびきり綺麗なアルバムを買ってきて、家族でリビングにあつまって、みんなでコロとの思い出を語り合いながら、ときに泣きながらアルバムにいれる写真を選び、アルバムの構成を決めました。この体験は自分にとってとても大切な出来事だったと思います。
お墓に埋めてあげるだけでなく、思い出も整理できたような気がして気持ちがとてもすっきしりたのを覚えています。気持ちの整理をつけたいと思っているけど、どうすればいいか悩んでいる方に「アルバム作り」はとてもおすすめです。
黒羊のムウ
ペットロスから立ち直れない人の特徴
一方で、ペットロスが長引く人の多くは、「ペットロスに関して周りに話せなかった」と言っています。ペットロスに限った話ではなく、何か悲しいことや不安なことがあった時に、誰か親しい人に相談できると気が楽になりませんか?ペットロスの場合も、その悲しみを誰かと共有することで、実際に症状が緩和されるケースがあるようです。
さらに、「世話について後悔が残ってしまった」場合、その後悔がペットロスを長引かせる要因になるようです。「もっと日頃から健康に気を遣ってあげればよかった」「もっと一緒にいる時間を作っていればよかった」といった後悔は、日頃意識することで防ぐことができます。お別れが突然訪れてしまった時のために、日頃からペットを可愛がってあげてください。
私の場合お恥ずかしい話この「立ち直れない人」の特徴にどんぴしゃりで当てはまっていました。
私は昔からあまり悩み事を誰かに話したり、恋愛話などの打ち明け話を誰かに相談したりしない人間でした。それと、これも私の人間性?なのかもしれませんが、なんとなくペットがなくなってひきずりすぎているということが気恥ずかしくて誰にもいえなかったのもあります(気恥ずかしいという感情は男性の方は結構多いのでは?)。
だから誰にもこの感情を吐露することができず、ずっと長い間自分のなかに押しとどめて苦しみ、泣いていました。
それと、死んだコロにも謝りたいとずっと思っていました。
私の場合は、転職してから仕事が忙しくなり(という言い訳で)、なかなか散歩にもいってやれず、死に際にも残業で立ち会うことができなかったことをずっと後悔していました。
まさに、相談できない、謝りたいのダブルで当てはまっていました。
私がペットロスから克服した方法。
私がペットロスから克服できたと思ったのは、まさに「相談できる相手がみつかったこと」と「ペットに謝りたいという心から解放されたこと」のふたつがきっかけになりました。
私の場合、自分の友人にペットロスについて話せなかったこともあり、本当に苦労しましたがおなじようにペットロスについて悩んでいた友人を思い出し、彼女から教えてもらったのが占い師の先生に相談する方法でした。
最初は「占い師・・・」という感じでしたが、どんな方法でも試してみたいと思っていたのでおもいきって相談してみました。私が相談したのは友人から紹介された電話占いヴェルニの先生でした。
ヴェルニは電話占いでは業界最大手で老舗企業でもあり、その点では安心でしたし、なによりペットの気持ちがわかる評判の良い経験豊富な先生が多数在籍しているのもよかったです。
電話越しですが、先生と話すことで、相談することで心がすっきりしていくのがわかりました。話をしてみて思ったのは占いについてどうこうというよりも誰かに話をきいてもらって、心の整理をつけることがなにより大切なのだとわかりました。
また先生を通してコロに謝ることができたことも大きかったです。
その時のことはこちらに記事書いています↓
ペットの気持ちを電話占いで鑑定してもらったときの話。結局のところ、私は人に相談することでペットロスから立ち直ることができ、私は私一人では抱えきれないほどの悲しみに沈んでいたのだと知りました。先生からは「それほどコロのことを愛していた証拠なのよ」といわれ、本当にそのとおりだと思いました。
最後に「コロは死んだあとどうしているのでしょうか?」と先生に聞いたとき、教えてくれた話「虹の橋」をご紹介したいと思います。
虹の話は、死んでしまったペットたちが天国の手前にある虹の橋のまえで幸せに暮らしながら私たちが来るのを待っているという話です。そして私たちはなくなり、虹の橋までやってくると彼はかけよってきて、いっしょに虹の橋をわたって天国へと導かれているという話です。記事にはっている動画を視聴にしていただき、虹の橋について想いを馳せることで少しでも悲しみから立ち直る力になればと思います
参考:相談相手を探すならヴェルニをおすすめします。以下のバナーから簡単に登録できます。